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フリーランスや在宅でデザインの仕事をするために買うべきパソコン《MacBookPro一択です》

2021.08.02(更新日:2021.09.09)

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これからフリーランスで働くために、PCを購入したいんだけど、何を買うのが正解なんだろう?在宅ワークでデザインの仕事をするのに、パソコンを買い換えるべき?

といった悩みにお答えします。

 

私は広告制作会社に2年半務め、独立して8年以上デザインの仕事を在宅でしています。

 

制作会社にいた時は、10年前ということもありますが、会社で作業することが当たり前でしたし、ほとんどの時間を会社で過ごしていたので、自宅のPCでデザインをすることはありませんでした。

 

ちなみに、会社のPCは当時のMac Proでした。当時、四角いシルバーのものから、”ゴミ箱”と呼ばれる黒いMac Proがで始めた頃でした。

紙媒体のグラフィックデザインの仕事が多い会社だったので、モニターはEIZO(27インチ、カラーマネージメント液晶)を使っていました。長時間の作業が多く、光沢液晶だと目が疲れるので、ノングレア必須。

 

今回は独立後に使っているパソコンとそのメリットについて、お話しします。

 

フリーでクリエイティブな仕事をするなら、 絶対MacBookPro

今年の7月で独立して9年が経ちましたが、PCありきの仕事をしてきた上で、言い切ります。

フリーランスや在宅でデザインの仕事をするために買うべきは、MacBook Proの16インチ一択です。

 

私はブラック系のオフィス家具で揃えているので、パソコンもスペースグレイを使用していて、Magic Mouse2Magic Keyboardも、スペースグレイで揃えています。(現在はApple公式サイトでの販売はしていないようです)

 

大きさについては、持ち歩きが多い人なら13インチも良いのですが、クリエイティブ系の仕事だと画面が少し小さすぎるのと、プロセッサも16インチの方がスペックが全然高いです。

 
では、具体的なメリット(デメリットも)についてお話ししていきます。
 

《メリット1》動作が速い

クリエイターの場合、デザイン系でも音楽系でも、写真家や動画制作などでも、割と重たいソフトやデータを動かすことが多いですよね。

 

外出先で簡易的な操作ができるノートパソコンと、自宅でがっつり編集作業ができるパソコンの2台持ちしている人も多いと思いますが、MacBookProだとIllustratorやPhotoshopくらいじゃ全然動じません。なので、ノートパソコンで、これだけスペック高いと1台持ちで十分です。

 

動画は本業じゃないですが、たまに簡易的なものを制作したりしても大丈夫です。開きすぎると、Office系のアプリがたま〜に落ちたりしますが、今まで動作スピードにおいては不便を感じたことがないです。

 

《メリット2》画面が綺麗

MacBookProは、Retina Displayという高解像度モニターになっていて、目を奪われるような美しい解像度で表示されます。

 

高解像度というのは、画面の中に2~3倍のピクセルが詰まっているので、鮮明で綺麗な表現が可能ということです。

 

デザインをしていると、アップして画像の細かい部分を修正したり、0.01mm単位で動かしたりする場面があります。これに対応できるんです。逆に、慣れてしまうとRetina Display以外での作業がかなり不便でやりにくく感じます。

 

《メリット3》持ち運びもできる

フリーだと外で作業することも多いので、持ち運べた方が便利です。つまり、ノートパソコンであることが必須。

 

デスクトップ型と2台持ちもありですが、データの移行や共有、予算などを考えると、私は1台の方が仕事がしやすく、問題点も一切見つからないので、ずっとこのスタイルです。

 

普段は、MacBookProを持ち歩いて、客先や好きな場所で作業をしています。+自宅での作業用に大きめのモニターを買っています。MacBookProを繋いで、モニター2台で見ている感じです。

 

ちなみに、モニターはEIZO ColorEdgeの24.1型を使っています。カラーマネージメント液晶モニター+Adobe RGB 99%で色が綺麗だし、モニターの高さも自由に変えられるので、かなり使いやすい。解像度も1920 x 1200 Pixelsで割と高いです。

 

PC2台持ちかノーパソ+モニターか、仕事内容や好みにもよって、決めると良いと思います。

 

〈+α〉他のクリエイターと連携が取りやすい

今や、クリエイターのほとんどがApple製品を使っています。それぞれの業界で使用する、ソフトやアプリもだいたいは同じです。

 

そうすると、以前に比べれば互換性がよくはなっているものの、WindowsのPCを使用している人と連携をとるときに、表示方法や操作方法が異なると、連携が取りにくい場合が多いです。

 

大きめな仕事の場合は、自分1人ではなくチームで動くことも多いので、他のクリエイターとの連携はスムーズにとれる方が絶対に良いです。

 

〈+α〉Apple製品で揃えるとさらに効率UP

アップル製品で電子機器を揃え始めると、効率が良くなりすぎて、抜け出せなくなります。笑

これは、クリエイティブな仕事だけに限らず便利。利点は別記事にまとめてあります。興味ある方はご参考までに。

 

デメリットもあります。→少し重たいです。

WEBの仕事を始めてからは、WindowsのPCも2台購入し、そのうち1台はサーフェイスですが、それに比べるとやはりMacBookProは重いです。年々少しづつ軽くなっていたりはしますが、リュックに入れて、電源・マウス・HDD・仕事用の筆記用具など一式持ち運ぶと、電車移動の時は結構な疲労感です。

 

仕事内容や作業内容によっては、Mook Book Airの方が良いかもしれません。重たいアプリを使うのはあまりお勧めできませんが、Airも最近はかなり動作が早いようです。

 

ただ、やはりクリエイティブ系のソフトを入れると重くなります。容量も減るので、使うソフトによって注意してください。

 

あとは、私はHDDにほとんどのデータを入れて持ち歩いていたり、マウスが好きだったりするので、荷物も多くなりますが、削減できるところは削減して、少しでも軽くするのも手ですよね。車移動が多い方は、荷物が重いのは気にならない部分かもしれません。

 

総合的に、作業しやすいMacBookProにしてみよう

他のノートパソコンに比べると、やはり費用がかかってしまいますが、その分スペックも高く、満足するはずです。PCは一番の仕事道具になるものなので、初期投資も大切。

 

私は、これだけのメリットがあるなら、初期投資でも安いものだと思います。これから仕事を始める人も、買い替えに迷っている人も、心からお勧めするアイテムなので、ぜひ。