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【独学必勝法】勉強を習慣化して継続しよう《1日一歩でも前に進むべし》

2021.10.04(更新日:2021.10.04)

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悩み

独学で勉強を進めているけど、3日坊主になりがち。。どうやったら技術や知識が身につくの?継続していくコツってあるの?

といった悩みにお答えしていきます。

 

独学は『継続』こそが最重要

私は、独立して間もない頃、マンツーマンでデザインを教えていました。合計するとその人数は700人ほど。時間でいうと、その何倍もの時間教えてきました。

 

半独学で勉強している何人もの人たちにアドバイスをしてきましたが、技術や知識を習得できる人に共通している事が一つだけあります。

 

それは、センスでも記憶力でも勉強時間の多さでもありません。継続力です。

 

でも、勉強だけに集中できる人はかなり少数派です。

仕事や育児で忙しい毎日を送っている方がほとんどの中、”継続して勉強し、力をつけられる人”はどんな違いがあるのか。どんなコツがあるのかをお話ししていきます。

 

習慣化することが、成功への近道

勉強は億劫になりがち。

最初は意気込み十分にスタートさせても、40%は最初の7日で、さらに40%はその後の2週間で、挫折してしまいます。

 

しかし、日常に上手に組み込み、習慣化することに成功すれば、日々の歯磨きのように毎日自然に続けることができます。

そして続けることは、何においてもとても重要で、成功への近道となります。

 

日本を代表するメジャーリーガー、イチローも日々の練習や生活パターンを習慣化し、継続力に富んでいることで有名です。

彼はメジャーの年間最多安打記録を更新した際、

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところに到達するただ1つの道」

という名言を残しています。日々の積み重ねが大きな結果を生むのです。

 

『継続は力なり』という言葉は、割と理に適っているのかもしれません。

 

勉強を習慣化する3つのコツ

では、時間のない日々の中で、新しい行動をどのように習慣化し、継続していくのか。そのコツをお教えしていきます。

 

まず、最も重要なことは、毎日行動・実践することです。

育児や残業など、様々な理由があって「毎日は難しい」という方も多いと思います。でも、それをした人だけがどんどん力をつけていけるのです。

 

時間がないときは、少しでも良いので、前に進むこと。習慣化できるまでは、どんな方法でも毎日継続することが最優先です。

 

忙しい人でも、挫折を繰り返している人でも、習慣化するためのコツを知っておけば、続けられる可能性が高まります。では、継続のコツを3つ紹介していきます。

 

【Point01】時間や進んだ度合いは無視でOK

仕事や育児が忙しい人は、どれだけやれたかは気にしないようにしましょう。

「やったか」「やらなかったか」の判断で十分です。

 

忙しい日は、通勤時間の5分間テキストを見るだけでも良いので、行動をおこすことが大切です。

 

逆に、余裕のある日や気分が乗る日は、できなかった日の分もどんどん進めるようにしましょう。

 

日々の生活において、イレギュラーな予定もあるはずです。同じ量、同じ時間の実施は難しいこともあります。

それを前提として、進めていけば「せっかく1習慣続けたのに、今日はできなかった」という挫折に繋がってしまう落胆を、事前に防ぐことができます。

 

勉強を習慣化することができてきたら、徐々に実施する時間帯や量を決めていきましょう。

 

【Point02】記録する

簡単で良いので、毎日記録することを心がけましょう。

 

その日、自分が勉強を継続できたかどうか、○×だけでも構いません。

もちろん、テキスト何ページ、何分勉強したなど、数値で記録していくのも良いでしょう。

 

自分が面倒にならない程度に、「見える化」しておくことで、続けるモチベーションを保ち、自分を褒めるようにしましょう。

 

【Point0 3】特例措置を決める

どうしてもできなかった日のために、自分の中で特例を決めておくことは大切です。

そうしないと、”1日できなかった”ということがモチベーションを下げ、そのまま挫折に繋がってしまうからです。

 

例えば、

●1日サボってしまったら罰として、次の日は何があっても倍の時間勉強時間に当てる

●朝の時間が取れなかったときは、夜3倍の量を終わらせる

●最初の30日間は、移動時間やトイレの時間など、どこでもいいので最低5分はテキストを開く

など、自分のライフスタイルに合わせ、無理のないように自分ルールを決めておきましょう。

 

★勉強時間の作り方

忙しない日々の中で、勉強時間をどのように確保すればいいのか。

主婦向けと起業家・経営者向けに、過去にそれぞれ記事を書いていますので、興味ある方は読んでみてください。

 

 

結果にこだわらず、ただ続けることだけに注力せよ

よく「目標は高く持て」と言いますが、習慣化は逆です。習慣化するには、最初はなるべくハードルを低く、その行為が億劫にならないことを優先させてください。

 

続けることに慣れてきた段階で、徐々に1日の実施量や実施時間を増やしていきます。まずは自分の出来る範囲で進めるようにしましょう。

 

私自身、勉強や読書、生活習慣、健康など、いろいろな分野で習慣化させ、継続することに挑戦していますが、

そのテクニックを身につけるために参考になった本を記載しておきます。

 

どんな勉強や習慣でも当てはめられるので、一回読んでみるのがオススメ。勉強以外でも、ダイエットや早起きなどに挫折した経験のある方にも、効果ありだと思います。

 

 

少しづつでも続ければ、必ず結果が出ます

ほんの少しでも、毎日続けていることには必ず成果が出ます。

仮に「1日でテキスト1ページしか進められない!」と嘆いていても、1年で365ページ確実に進めれば、1年前の自分より遥かに知識が増えています。

 

調子の良いときは10ページ、忙しいときは1ページ、などと決めておけば、1年で1000ページ以上参考書やテキストを読むことも難しくないはずです。

 

「そんな少しの量だと全然進まないし、意味ない」と諦めてしまえば、1年前の自分とは何も変化がありません。1年間立ち止まっている状態です。

 

日々、少しづつでも前に進んでいる人は、いま継続していること以外のことも必ず変化が起きています。行動する人は、他のポジティブな部分でも連鎖していきます。

 

まずは、習慣化のハードルを低くしながら、目標を高く持ち、日々の成長につなげていく努力をしていきましょう。

 

今から変われば、1年後3年後、そして10年後には、あなたは驚くほどの変化を遂げているはずです。ではまた。