デザイナーズBLOG
2021.09.30(更新日:2021.11.11)
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毎年作る年賀状だけど、実際のところめんどくさい。。安く簡単に済ませたいけど、せっかくだから可愛くておしゃれな年賀状を出したいし…。安い、簡単、早い、そしておしゃれで可愛い年賀状!って欲張り??そんな年賀状を作る方法ってあるの?
といった悩みにお答えします。
今年も色んなことがありましたね。コロナ渦の中の東京オリンピックは一大イベントでした。
そんなこんなで、気づけばもう10月。。。月日が立つのは本当に早いものです。この前年越したと思ったら、もう年賀状のことが頭によぎる季節になりました。
家族がいる方は特に、年賀状って毎年出さなきゃ!と思っている方も多いですよね。毎年年賀状の付き合いがある人は余計に、義務感に苛まれます。。
そして「時間やお金はかけられないけど、年に一度の報告だし、やっぱりセンスが良くておしゃれな年賀状を出したい!」という人に、おすすめなのが素材集!!
『素材集』とは、イラストや写真の素材がたくさん入った本のことです。もちろん画像データもついているので、Illustratorやパワポ、ワードなど、使用するソフトはなんでも大丈夫です。
素材集の良さは下記の記事でも語っています。
この記事では、脇役素材集を薦めていますが、今回の年賀状では、メインとなるイラストが入っているものも使えると思います。
オススメの素材集を紹介する前に、まずは素材集を使ってデザインするメリットとデメリットをお伝えします。
ご自身に合っているなと思ったら、素材集を使ってみてください♪
自分好みの素材集を一度購入してしまえば、その後は何度でも使用できるので、一度購入すれば、毎年使えます。
十二支全てのイラストが入っているものもありますし、ノーマルでシンプルなイラストや文字、デザインも豊富なので、何年も使用することができます。
人に貸したり、最近ではデータだけPCに入れて、フリマアプリで本を売ってしまうということもできます。
つまり、何年もリピートで使うこともできるし、人とシェアもできる、優れものということです。
年賀状を出す人によって、テイストを変えたい時ってありますよね。
例えば、昔からの友人に出す年賀状は可愛いイラストを。仕事の上司に出すのはシンプルで大人の雰囲気のものを。
など、出す相手によってデザインは変えたいものです。
素材集だと、一冊で様々なテイストのイラストやデザインが掲載されているものが多いので、人によって何パターンか作成することが可能です。
素材をネットで見つけて購入したり、ネットサービスを使用して制作することもできますが、コストがかかります。
素材集であれば、一冊の素材集の価格と、最低限の印刷費・年賀はがきの価格のみで作れるので、かなり費用を抑えられます。
また、メリット1、2にも通ずるものがありますが「何パターン作成しても、本の価格のみで完結できる」といった、ネットにはないメリットもあります。
ネットだと、誰が作っているかわからない大量のデータの中から、選りすぐりの素材を探さなくてはなりません。探す行為だけでも、一苦労です。
その点素材集だと、好みのものを探すのが楽です。どれもプロが作っている本なので、”変なデザインのもの”がないのが良いです。
データの解像度(画像の荒さ)も綺麗なものしかないので、「ネットで探して、デザインに入れてみたものの、画質がすごく荒くて結局使えなかった!」なんて悲劇になりません。
素材を使用して、ある程度自分でデザインを落とし込んでいかないとならないので、PCに慣れない方だと少し作るのが困難に感じることも。。
プロ用のIllustratorなどが必須ではないですが、ワードやパワポなどのoffice系のソフトでもある程度使えた方が、デザインしやすいです。
コスト的には圧倒的に安いですが、デザインを選んだら、そのまま印刷にかけられるネットサービスと比べると、少し手間がかかります。
ですが、年賀状ハガキにこだわらなければ、紙質や加工(角丸加工、箔押し加工など)にこだわりを持てるので、人によってはメリットの一つでもあります。
ネットプリントだと印刷の質や価格はそれぞれですが、特に印刷の色合いなどに拘りがなければ、検索して安いところやテレビCMをやっているところなどで良いと思います。有名どころだと、プリントパックやラクスルなどが安いです。グラフィックは2社に比べると少し高額ですが、印刷が綺麗で、紙のバリエーションも豊富です。
私的には、柄やイラストが強すぎるとデザインがしにくくなります。なので、伝統的な日本のデザインというよりは水彩タッチやモダンデザインの素材集の方が使いやすく、オススメです。この方がデザイン初心者でも、おしゃれに作りやすく、今時な年賀状が作成できると思います。
では早速、オススメの素材集を6冊ご紹介していきます。
デザインをしたことない人でも安心して使える3冊です。
コテコテの和柄デザインが多いですが、そのまま使えるデザインが多いので、初心者でもかなり簡単に作成できます。部分的な要素も入っているので、基本のベースは変えずに、少し素材をプラスしたり、色を変えたりして使うのも◎
キャラクターものも多いので、お子さんがいる家庭にもオススメです。
素材集にしては 、お安いもので、こちらもそのまま使えるデザインが多く、キャラクターを使用していて年が限定されないので、毎年リピートしやすいです。可愛いデザインが好きな方はぜひ。
可愛いものから大人っぽいものまで、デザインが幅広くあるので、出す人によってデザインパターンを変更したい方にオススメな一冊です。
デザインによって、印刷時に箔押し加工などを使うのもおすすめです。
自分で少しアレンジを加えたい方や、理想のデザイン像を描いている方には、こちらの3冊がおすすめです。
初心者向けのものよりも、パーツが多い素材集です。デザインの手助けをしてくれます。
年賀状だけに限らず、和装の結婚式、お中元のカードなど、出番の多そうな一冊。細かい装飾から背景に使える柄まであるので、色々な活躍をみせてくれそうです。
長年愛用させていただいている1冊です。伝統的な和に偏っていないので、ちょっとした季節もののデザインにも使えます。見ているだけでも、デザインのアイデアが降ってきそうな、可愛い素材集です。
こちらも、長年愛用の素材集です。可愛すぎない和モダンな感じが最高です。可愛らしすぎない、北欧系のデザインが好きな方におすすめです。アイコン的にも使用できて、使い勝手のよい素材集です。
ネットで簡単手作りもあるけど、意外と割高になるの、知ってますか?出す人ごとに少しデザインや文章を変えたい時なども、あまり融通が効かず、何パターンも作ったりすると結構高額になります。。
でも、最後に価格が出てくることが多いので「ここまで作って、やめるのもな…」と、注文せざるを得なかったりします。
素材集は自分でデザインも変えられるし、何パターンでも作れるのが魅力です。もちろん、アレンジもやり放題。最初は少し難しく感じる方もいるかもしれませんが、一度コツをつかんでしまえば問題ありません。
ネットのデザインサービスも手軽さは魅力ですが、効率的に・安く・素敵なデザインを制作するには、アナログとデジタルを上手に使い分けるのが正解です◎
デザインは自分で、印刷は安く。ネットの格安プリントと合わせて『コスパ最高クオリティ大満足』な年賀状を作りましょう。
たくさんのサービスから選択できる世の中に感謝。ではまた!