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【起業家向け】社名・屋号を決める時の最も重要なこと<+おまけ:Blue Moon Designの名前の由来

2017.10.20(更新日:2021.08.31)

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こんにちわ! 代表 兼 クリエイティブディレクターの万年智子(まんねん ともこ)です。

この記事は、

・これから起業するけど、社名ってどうやって考えたら良いの?

・他にないような名前にしたいけど、何を参考に社名を考えれば良いの?

・急いで屋号の届出を出さなきゃいけないけど、良い屋号が思いつかない!

といった疑問を解決します。

 

何よりも『読みやすい』が1番

まず、何よりもこれにつきる!

読めなければ、覚えようがない。

パッと見で読めない名前や読めないロゴは、起業者のエゴとしか言いようがない。

 

そして、現代社会において、

  • 検索できない
  • 人に伝えられない

これ、致命的ですよね。

 

私自身も何度か経験があります。

すっごく可愛い子供服サイトをを見つけたのに、

名前が読めなかったので、ママ友に教えられなかったこと。

とても美味しいお菓子屋さんを見つけたけど、

場所がうろ覚えで、名前もわからないから、リピートできなかったこと。。

 

皆さんも経験ありませんか?

 

本当に初歩的ことで、

この記事を読んでくださっている方の中には、

「え?そんなこと?」

と思う方もいるかもしれませんが、

断言します。

これが一番重要です!

 

他に無いような名前を考えすぎて、

意外と陥りやすい落とし穴です。

 

現代では、分かりやすさも重要

最近、サービス名や会社名などでよくある考え方です。

特に、BtoCなど消費者に向けたものだと、

誰をターゲットにしているサービスなのか、

何を提供している会社なのか、

ということを名前に入れてしまうことが大事。

 

最近だと、

YOUTUBEのチャンネル名やオンラインサロン名などは

とても明確でわかりやすいものが多いです。

分かりやすい名前をつけてブレイクしている会社やサービスが圧倒的に多いです。

 

検索で強豪がいない

検索

競合が多い中、

検索でSEO対策をするのはかなり至難の技。

検索して出てこないワードを使えば、

最初から独占できるので、これも大切な要素の一つと言えますよね。

 

ただ、ネットの情報があり溢れる世の中で、

誰も使用していないワードを見つけるのは、

かなり至難の技と言えます。

なので、単体のワードじゃなく、

いくつかのキーワードを入れた組み合わせでの

検索も良いでしょう。

 

意味を詰め込みすぎない

詰め込み

私は、人に名前の由来を聞かれたとき、パッと一言で答える方がシンプルでわかりやすく、カッコいいと思います。

そもそも、時間を大切にしている私にとって、

何事においても、ながーーい説明をしてくる人が苦手というのもあります。笑

 

まず、人の会社名の由来を、そんな長々と説明されても、ほとんど覚えてない人が多いだろうし、そもそもそんなに興味もないはず。笑

 

それだったら、一言で完結するインパクトの方が良いかなと思います。

 

法人向け通販サイトの「アスクル」の社名の由来は、

とてもシンプルで、〝明日来る〟だそうです。

これを聞いて、私はなんてカッコいい説明!って思います。

 

製薬会社の「アステラス製薬」も

〝明日照らす製薬〟だそうです。

シンプル!素晴らしい。

 

おまけ:BlueMoonDesignを考えた背景

そんな色々話してきた訳ですが、実はこの名前大学の時にパッと考えた名前をそのまま使ってます。笑

この後記述しますが、私は結局変更するタイミングを逃し、

若かりし頃の勢いで決めたものをそのまま使ってる訳です。

 

私が大学生の時(当時22歳の経済学部生でした)、

デザインの仕事をしたいと思った私は、

とりあえず独自ドメインをとって、メールアドレスを作ったり、

封筒を作ってみたりしていました。

その後、ジワジワと仕事が広がっていくにつれて、

お客さんに浸透してきていたのもあり、変えずにここまで来てしまいました。

 

今はまぁそれでいいかなと思っていますが、

新しく会社を設立する時には、この名前にしたい!というのは、

すでに決まっています。笑

(まだ、ここでは内緒にしておきます。)

 

BLUE MOON の意味

Blue Moon

low moon in clouds over river

満月は通常ひと月に1度ですが、稀に月に2度巡ってきます。その2回目の満月を、英語でBlueMoonといいます。

頻繁に起こり得ない事から、「奇跡」という意味が込められるそうです。

 

BLUE MOON DESIGNという名前

デザインを、ありきたりで一般的にあるようなものではなく、

独自性・個性を大切にする、奇跡的な制作をしたい。

お客さまや商品を、奇跡的なデザインに出会わせてあげる事が、私たちの仕事です。

当時の私は、そんな想いを込め、名付けました。

 

まとめ

社名やサービス名は本当に悩むと思います。

何が正解かわからなくなった時、

初心に戻って、消費者やお客さんの立場で考えてみてください。

この名前からどんな印象を受けるか。

ターゲット層にあっている名前か。

そして、重要なのは、

ちゃんと読めるか。です。

 

迷ったら、周りの人に

名前の印象を聞いてみても良いですね。

 

ちなみに、こんな本も出ています。

一流企業の名前の由来をみてみると、

なんだかアイデアも多くなりそうですね。

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